WEEKLY REPORT

名古屋葵ロータリークラブ 2007〜2008年度 第13

2007104日 例会 【第108回】

■ カトリック布池教会内 聖ヨゼフ館 ■

 

出席報告

【本日の出席率】 会員数:25名 出席数:21名 欠席数:4名 出席率:88.0%
【前々回出席率】 会員数:25名 出席数:25名 補填数:6名 修正出席率:100.0%

ビジター紹介

(本日は、いらっしゃいませんでした。)

ニコボックス
報告

山田 真 君:本日卓話をさせていただきます
古川 智章君:今月は長男、次男の誕生日です
青木 昭憲君:新しいレイアウト宜しくお願いします。あと誕生日です。娘も誕生日です
谷口 善彦君:バッチ忘れました
阿部 恵彦君:新しいレイアウトについて、皆様のご意見をお願いします
丹羽 敬三君:今月(15日)は結婚記念日です
石原 彰久君:本日床屋に行ってきました
吉田 龍宏君:今週土曜日は運動会です。晴れますように!

幹事報告

1.第4回理事会報告(9月28日)
(1) 岡田浩人君、谷口善彦君の委員会配属について
 ともにクラブ奉仕委員会配属とします。
(2) 市内23RC社会奉仕委員会の支援先候補について
 石原彰久社会奉仕委員長より、本年度クラブ運営方針の一つである「環境について考えよう」に則り、地元の環境保全団体である「社団法人環境創造研究センター」を候補に推薦したいとの提案がありました。
(3) 地区委員の推薦依頼の件
 これまでの慣行どおり、当年度会長である石田壽君を次年度ローターアクト委員会委員として推薦することとなりました。
(4) ガバナー訪問例会における「100万ドル例会」について
 推奨されている粗食例会とはせず、別途一人2000円を目安とする寄付を募り、ロータリー財団への寄付を行うこととなりました。
(5) ライラセミナーの登録料の取扱いについて
 受講生、及び、メンバーのうちの出席義務者の登録料はクラブ負担とします。
(6) 例会予定の変更について
 来年3月6日(木)19時からの第128回例会(当初予定では「ローターアクト地区活動・世界ローターアクト週間によせて」)を、谷口善彦君の卓話日に変更します。
(7) メーキャップについて
 委員会については、開催を委員長が事前に全会員に通知すること、及び、36分以上の出席があることを条件としてメーキャップとして認めるものとし、例会と同日に開催する委員会への参加をメーキャップとして認めないというルールについては改めることとなりました。
(8) 次年度理事の選出について
 12月6日の年次総会において次年度理事の選挙が行われます。その候補者について、1か月前には、全会員による指名または指名委員会による指名を行っておく必要があります。
 これについて、昨年度までと同様、指名委員会を設置する方法を採り、当年度理事12名を指名委員とすることについて、クラブに諮ることとなりました。
2.ライラセミナーについて
 2008年2月23日(土)〜24日(日)、瀬戸市の愛知県労働者研修センター「サンパレア瀬戸」におきまして、第16回ライラセミナーが開催されます。
 ホストクラブ・名古屋東山ロータリークラブより、各RCへ、高校生から30歳までの男女2名(各1名以上)の推薦依頼が来ております。
 また、11月8日(木)の例会に、東山RCより山城章治さん、佐藤敏夫さんの2名がビジターで参加され、ライラセミナーの説明と協力要請をされるとの連絡をいただいています。
3.IM(来年2月27日)の出席者登録について
 本年度インターシティ・ミーティングについては、前年度と同様例会変更扱いとしており、全員出席登録の予定です。登録申請の期限が10月末ですので、万が一ご都合が悪く出席できない方は、10月20日までに幹事宛ご連絡ください。
4.10月職場訪問例会について(10/11)
 職場見学 時間:15時30分、場所:万年堂本店
 懇親会 時間:17時、場所:民芸割烹・八雲
 職場訪問と懇親会とを分けて、明日(10月5日金)までに出欠登録をお願いします。
5.国際ロータリー会員増強・拡大賞について
 2006-07年度の当クラブの退会者がゼロであったことから、RIより表彰状を授与されました。

委員会報告等

[クラブ奉仕委員会](阿部委員長)
・例会の座席を変更しました。28席設けてあります。ご意見ください。
[社会奉仕委員会](石原委員長)
・市内23RCで支援する地元の団体として、CAPNAの他にもう一つ団体を検討している。現在3団体の候補があるが、当クラブでは環境というテーマで、「社団法人環境創造センター」を候補として推薦したい。この団体についてはホームページで詳細がわかるので、各自ご確認いただきたい。プレゼンテーションを行う日程の関係で、次回の例会には皆さんにお諮りしたいので、宜しくお願いします。
・CAPNAのリーフレットなどもらってきたので、お持ちください。
[職業奉仕委員会](山田委員長)
・職場訪問例会は予定通り、15時30分より、2グループに分かれて見学します。その後の懇親会は八雲にて、1人8,000円の参加費で行います。webで例会と懇親会の両方の登録をお願いします。
[AG杯について](山田真君)
 メールでご案内しましたので、各自ご覧ください。
[来年度の役員指名委員会について](石田会長)
 来年度役員指名について、理事を指名委員として皆さんのご承認を頂きたい(承認)。

会長挨拶

 皆さん、こんばんは!
 今日は、各委員会報告等に時間もかかり、この後の卓話も充実しているということで、手短に挨拶致します。
 事前に考えていた内容を切り替え、6月にドバイへ旅行した時の報告を簡単に。
 ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)の7つの首長国の一つで、今最も注目を浴びている都市です。砂漠の中に人工的に建設され、今も大変な建設ラッシュに沸き立っており、もうすぐ世界一の超高層ビルも完成します。ドバイには世界のクレーンの15%〜20%が集まっているとも言われます。日本とは交易も深く、中部国際空港から直行便が就航していてとても便利です。直行便があるのは、関空と中部で、成田には就航していません。これも世界のトヨタのお蔭ですか。
 まず驚くのは、その外気温と湿度、40度近い気温に湿度80%前後ですから、たまったものではありません。空港(施設内は冷房がよく効いている)から外へ出るや否や、メガネ、カメラのレンズがすぐ曇ってしまい、外にいるだけで何もしなくても、ジワッと汗が噴き出します。
 小さな漁村で、元々砂漠だった所に、今や超高層ビルが林立していているわけですから、ちょっと異様な光景です。建物と道路以外は砂地で、砂埃りなのか大気がどんより曇った状態で、あまり視界もよくありません。
 何故この様な都市が世界的リゾート地として、特にヨーロッパの富裕層から、脚光を浴びているのか。私の印象では、ホテルの施設の充実はもちろんのこと、そのサービスにあるのではと思うのです。独特のアラビアンデザインの意匠がありとあらゆる所に美しく使われ、その中で至れり尽せりのサービス、もてなしを受ける、最高かな。のんびりと長期間、リラックスした時間を過ごすのもいいものです。さすがにお値段は高いそうですけれども。
 妻の仕事の関係で、一緒に行ったこともあり、あまり羽目をはずすことはなかったのですが、5日間、アラビア様式の建築、庭、調度品に囲まれ、また初めてのイスラムの世界に身をおきながら、のんびりすることが出来ました。
 皆さんも一度、お出かけ下さい。

卓  話

内 容 : 職業奉仕に関する卓話 「職業奉仕とは?」
担 当 : 職業奉仕委員長 山田 真 君

職業奉仕とは何なのか?ということを説明するのは、大変難しいことです。
みなさんもご存知のように、ロータリーは100年の歴史を持っています。この100年という時間の流れの中で、その時々の情勢・常識・人・解釈によって、職業奉仕というものも変遷しているからです。そのうえ、ロータリーの原則はアメリカで、英語で、作られているのですから、私たち日本人にとっては尚のことです。「ロータリーの綱領」「4つのテスト」にしても、もっともな事を言っているのはわかるが、何でそんな話になっているのかがわからないので、今ひとつピンときません。
ですから、今日は大まかなロータリーの流れとともに、職業奉仕というものを説明させて頂こうと思います。

1905年 ポールハリスを中心にロータリークラブが、会員の事業利益の増大と親睦、つまり会員の互恵取引を目的とする友好クラブとして発足する。
1906年 自分達が世話になっている地域社会のことなど顧みず、ロータリアンだけが潤うエゴイズムの団体だとの批判を受け、地域社会との関わり方の方向性を模索し始める。
1908年 地域の全職種の人々をロータリーに招き、各業界にロータリーの精神や恩恵を還元することが地域社会への貢献であるとの見解を示す。つまり、ロータリーは、業界の代表が集まり情報交換する場ではなく、各業界へ優秀な人材を育てて派遣する団体であると定義。ゆえに、例会への出席義務を課す。
1910年 不況下で成功している人々の共通点から「Service」=「他人の立場を考え、他人のためになるように尽くすこと」(≠「サービス」)の重要性に気付く。
1911年 この「Service」の考え方こそがロータリーの存在理由であるとし、ロータリーの標語にと次の2つの思想が提言される。
@「Service Not Self」=「無私の奉仕・自己犠牲」
A「He Profits Most Who Serves Best」=「最善のサービスを行う者には、最大の利得がある」
1915年 ロータリアンはかくあるべしという具体的行動規範として「全分野の職業人を対象とするロータリー倫理訓」(別名:道徳律)を定める。ロータリアンには究極の「Service」が求められ、まさに中世キリスト教的思想となる。
1917年 ロータリーの存在理由は個人の倫理観に帰着するため社会的存在意義というものに欠ける、と感じたロータリアンのメルヴィン・ジョーンズが、奉仕の実践とは困難に直面している人に金銭的な援助を行うことだと批判を掲げ、自らライオンズクラブを設立する。
1918年 現在の標準ロータリークラブ定款にある「ロータリーの綱領」の祖形が作られ、ロータリーの目的とは「奉仕の理想」=「世のため人のため、常に相手の立場や気持ちに立ち、思いやりの心を持って」をそれぞれの職業の基礎において運営するための心を育てることと明記される。
1921年 @の考え方は、自己否定の奉仕・自己滅却の奉仕・利己犠牲の奉仕であり、それにより自社が倒産して社員・取引先・株主に迷惑を掛けては問題であり、あまりに宗教的倫理の思想であるとして、実業倫理の思想に修正される。
@改「Service Above Self」=「第1にサービス、第2に利己」
1922年 ロータリーの綱領の遵守、奉仕活動の標準指針を明示するための存在としてRIを結成し「国際ロータリー定款・細則及び標準ロータリークラブ定款」の制定によりロータリーの組織原理を確立させる。一方で、身体障害児救済で金銭的な援助を実施し「I Serve」「We Serve」の論争を激化させてしまう。
1923年 「決議23−34」(別名:セントルイス宣言)により「ロータリーにおいて社会奉仕とは、ロータリアンすべてがその個人生活、職業生活、及び社会生活に奉仕の理想を適用することを鼓吹かつ育成するにある」とし、「ロータリークラブの社会奉仕活動は、ロータリークラブの会員を奉仕という点で訓練しようとする実験としてのみ考慮されるべきである」と釘を刺し、「I Serve」と「We Serve」の違いを区別した。これにより、ロータリーの精神的骨格が確立され、この時点をロータリーの原点であるとする意見が強い。
1927年 現在のロータリークラブの基本である、クラブ・職業・社会・国際といった4大奉仕部門が確立され、原理探求の時代から実践の時代へと移行する。
1933年 ある社長が破産状態の会社を再建する際に、社員の誰でもが理解できる簡単な語句で倫理的な指針を示したいと考え出した「4つのテスト」が誕生する。その社長が1953年にRIに著作権を委譲し、ロータリーの標語となる。
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1968年 RIは、負担軽減のため、出席義務を緩和する規程を採択し、このあと次々と緩和の波が拡がっていくきっかけとなる。
1980年 RIは、宗教的思想が強すぎるとして、個人倫理の柱であった道徳律を規程から削除し、ロータリーは精神的なよりどころを失う。
1986年 RIは、セントルイス宣言を撤回し、社会奉仕を個人啓発・個人重視のものから全体的活動・物的財的奉仕活動への移行を提案するが、反発が多く提案を撤回する。
1992年 RIが下意上達姿勢の事務局的な存在から、「ロータリークラブの連合体として、社会奉仕のニーズや活動を伝え、広め、・・・・・力を終結すれば役立つと思われるプログラムやプロジェクトを適宜提案する義務を負っている」という上意下達姿勢への転換をはかり、承認される。
2000年 RIは、1業1会員制を廃止し、ロータリーの考えた地域との繋がり方の基本姿勢を撤回する。
2002年〜 現在も継続中であるが、RI主導の下、CLPが推進されている。1クラブあたりの平均会員数が30〜40名なのを考えると組織の再構築が必要なのは理解できるが、今のCLPは4大奉仕の概念が無くなり、ロータリーの原点をまた1つ失う恐れがある。また、RI主導ゆえ、クラブの自治権をRIが侵害しているとの意見もあり、問題視する声が大きい。

このような流れの中で、現在のロータリークラブは存在しています。ただ、最初にも述べたように、アメリカを中心として考えられ、英語で記載されたものなので、その内容には民族的・宗教的な背景もありますし、翻訳の際のニュアンスにもよりますので、今日の卓話はあくまで、日本のロータリーで中枢部を担う方々の解釈に則したものであることをご承知おき下さい。

この歴史を踏まえた上で職業奉仕というものを考えれば、非常に理解し易いのではないでしょうか。

職業奉仕はロータリーの根幹であると言われていますが、ロータリーの生い立ちを考えれば当然のことです。ロータリーは、会員の事業利益の増大と親睦を目的に始まった団体であり、それを何とか社会的意義と結び付けるためにと作られたものが職業奉仕なのです。だから、職業奉仕という言葉は日本国内を見回しても他のNPO・ボランティア・異業種交流会などには存在しないロータリー特有のものなのです。ですから、ロータリーの世界においては、第1義が親睦、それだけではダメだから第2義に職業奉仕に据えているので、職業奉仕こそがロータリーの根幹となるわけです。

では、職業奉仕とはどういう意味なのでしょう。歴史から紐解けば「職業は自己の生活の糧を得るための行為ではあるが、その自己の利潤よりも、相手に対する思いやりの心=Serviceを大切にして営むこと」、それが「職業」+「奉仕」=「職業奉仕」であるということになります。ただ、これはRIが規程から削除したロータリーの道徳律に基づく考えなので、現在は全世界のロータリーの共通認識ではなく、あくまでクラブ単位での解釈に委ねられています。しかし、もともと日本では、古来からの伝統的職業観とロータリーの倫理観が見事に一致したため、国内でロータリーが大きく展開してきたという背景があり、今もこの考えが色濃く残っているのが実状です。

当然のことですが、その時代や情勢により変遷を続けるこのロータリーの中で、これからの日本のロータリーと職業奉仕はどうなって行くのでしょうか。最近のRI会長が掲げた「超我の奉仕」「原点回帰」といったテーマは、まさに日本のロータリーの解釈によれば、1927年当時のロータリーに戻ろうということになります。しかし、本当に戻れるのでしょうか。今の日本の社会でも、無限責任を負うものがいない、所有と経営が分離している株式会社が主流であり、特に上場企業では、一般株主を無視することになる超我の奉仕など成立しえないのですから。ではRIが推進する「人道的慈善事業に専念するためには会員を増やし財団の資金を増やさなければならない」という方向に存在価値を求めるのでしょうか。それを歴史あるロータリーで推進する意味は見つかりません。例えば、ビルゲイツのゲイツ財団は約600億ドルもの資産を持っていますが、ロータリー財団の資産は7億ドルにも満たないのです。今までロータリー財団が使った総額ですら15億ドルを切るという弱小ぶりです。それに昔から金銭的援助を主目的に活動してきたライオンズクラブだってあるのです。何も今さらロータリーが同じ事をする必要はありません。ロータリーはクラブ主導で活動する組織ですから、葵クラブでその方針を決めて進んで行く必要があります。言われるがまま、RIについて行くのも1つでしょう。でも、これまでに積み重ねたロータリーとしての歴史を生かすには、やはり「人間形成」に意味を見出すしかないと思います。ロータリーの究極の目的は、慈善事業ではなく人作りではないでしょうか。「ロータリークラブは、寄付団体でも慈善団体でもボランティア団体でもありません。ロータリアンに奉仕の心を授け、倫理を提唱していく団体、即ち、ロータリアンの心の開発を第1義とする団体」という考えに乗るのが一番だと、私は思います。

以上のことから、私はロータリアンとして職業奉仕をするということは、「職業というものは、生計をたてる手段であると同時に、世のため人のために役立つ仕事、奉仕する手段でもあるのだという職業観、奉仕理念を自覚する。そして、これを正しく理解し、例会に出席して奉仕の心を育み、自分の職業の質、道徳性を高めて、自己の天職たる職業を通じて社会に対し個人的に奉仕=I Serveする」ということだと思います。そのために、職業奉仕委員は、対外的な奉仕活動をするのではなく、会員に対して、この職業理念を浸透させ、実践に移せるように啓蒙することが役割になります。今日のような職業奉仕の理念を勉強する例会、来週のように会員企業への職場訪問をする例会、再来週からの会員が自社のPRをする卓話例会、これらを通じて、会員の親睦・互恵取引の増加・ロータリアンとしての倫理観向上に努めて行きたいと思います。みなさんのご理解とご協力をお願いします。

次回例会予定

《時間・会場変更》
【日時】平成19年10月11日(木)15:30〜
【会場】株式会社万年堂
【内容】会員の事業所見学・株式会社万年堂(加藤寛治郎会員)
【懇親会】民芸割烹「八雲」 17:00〜

名古屋葵ロータリークラブ    創立:2005年5月23日  会長:石田 壽  幹事:堀口 久

例会日:木曜日朝7時30分(第1木曜夜7時)  例会場:カトリック布池教会内 聖ヨゼフ館

Homepage: http://www.nagoya-aoi.com/

 2007-08 Weekly Report  © R.I.D.2760 Nagoya-AOI Rotary Club